令和6年 1月3日 9時45分開催
第6回 石川県災害対策本部員会議
県知事、各市町長発言 (主に要望) まとめ
引用元動画
輪島市長
- 昨日ようやく自衛隊ヘリで物資が届いた。水と2000食の食料。
- 避難者1万人超、全然足りない。どんどんプッシュ型で送ってほしい。
- 珠洲市同様仮設トイレが全然足りない。ゴミ袋に排泄している状況。
- 電気がなく暖が取れない。避難者寒い思いをしている。
- 病院の薬などもなく苦労している。病院透析も出来ていない状況。
- 市街地以外はヘリコプターでしか運べない、市役所に持ってこられてもそこから運ぶ術がない状況。陸路は全て寸断されている。海岸隆起も見られる。
- 救助要請が225件、自衛隊の支援をお願いしたい。
- 道路が寸断されておりどこにも行けない、輪島市街地内の移動、金沢や穴水、とにかく幹線道路を一本通してほしい。
- 携帯も固定電話も全く使えず連絡が取れない、こちらも支援を。
珠洲市長
- 地震発生から42時間経過、人命優先で対応中。せめて市民の命を救いたい。
- 消防通報 72件対応できていない。災害救助犬25頭 全国各地から終結。全国の警察関係の方に指揮を依頼している。
- 珠洲市エリアを3つのエリアに分けて対応を検討中。外浦はアクセス困難:陸上自衛隊に、飯田地区は消防、正院地区は警察。
- トイレもう限界です。特に大の方はてんこ盛り、これ以上誰も排泄できない状況で切羽詰まっている。至急かつ大量に仮設トイレを送ってほしい。
- 水食糧もまだまだ足りない。どんどん送ってほしい。
- 国土交通省 TC FORCE 道路啓開、 日建連が珠洲道路啓開作業実施中。
- 今回の地震で珠洲市の地形が隆起している。水深が2m上がっている箇所も、海上自衛隊船舶は接岸できないと思われる。ゴムボートなどの活用を検討いただきたい。
- なんとか助かった命も 水食糧ないと生きられない。珠洲市は何も到着していない。自宅待機者等、家から避難できない人も多くいる。避難所だけでなく全市民に1日3食供給頂くようにお願いしたい。
穴水町長
- 昨晩届いた物資の配布を各避難所向けに進めている。
- 今朝到着した給水車4台 自衛隊協力のもと給水作業を開始。
- 給水、物資配布の障害になるのが国道249号、穴水-能登間のトンネルの土砂排出を早急にお願いしたい。
- 避難所管理の保健士、県に派遣要請。町内開業医協力の元各避難所回ってもらっている。避難所における福祉ニーズ拾い上げを継続する。
能登町長
- 午前中にパン3000個到着、現在配布中。
- 道路陥没、ひび割れが大きくなっている。避難所物資が不足しておりなかなか行き届かない。
- 自衛隊給水車4台 避難所への給水を現在実施中。
- 物資、食料 飲料水 ミルクの供給。仮設トイレもお願いしたい。
- 公用車のガソリンも心配な状況。
- 携帯も繋がらず連絡が取れない状況。
七尾市長
- 被害状況 全容がわかってきた。能登島の確認が残っている。
- 支援物資 かなりの量が確保できた。それでも避難所配布量確保にはまだまだ足りない。
- 雨が降ってきているのでブルーシートの提供をお願いしたい。
- 給水、恵寿総合病院 透析患者70名おり、1人あたり日々15トン必要。優先的に確保頂きたい。一般市民向けにはペットボトル配布可能な状況。人命に関わることなので最優先で。
志賀町長
- 支援物資 恒常的に足りないのは水、食料。連携自治体などから頂いているが一度の配給ですぐなくなってしまう。
- DMATと調整、病院食やおむつ、患者用の紙コップも足りない。支援要。
- ブルーシートはかなり充足されてきた。
- 給水 自衛隊や提携自治体から入ってくる予定、給水ポイント随時増やしていく。
- 災害便乗犯罪被害を何件か確認。片付け支援を装った高額請求といった手口。町内には周知。県としても周知活動を。
- 燃料枯渇も心配、町内事業者に協力いただいているが、タンク内枯渇が予想される。
自民党県連会長
- 県災害対策本部負担軽減のため、自民党県連が県内各政党の意見を取りまとめる。
県知事
公式発言は下記参照
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/documents/chijihatsugen6.pdf
その他発言は以下
- 政党にかかわる内容は自民党県連一本化するようにお願いした。
- 透析患者に関わる給水要請は大至急対応すること。
- 積極的な市民への情報提供、マスコミの皆さんにもご協力願いたい。